5日目(08/08/31)
体重 94.6kg
トータル -1.6kg
最終的な目標 78.0kg (あと16.6kg)
体脂肪率 26.5%
BMI 29.2
基礎代謝 1833kcal
内臓脂肪レベル 14 (昨日まで15)
ウエスト 95.5cm
下腹部囲 101cm
コアリズムを60分。
鍼灸院に55分。
身体を動かすと大量の汗が流れる。息があがる。汗の量が多すぎる。と、自覚する。おそらく、体重が余計に重い分、運動の負荷がかかるのだろう。汗の量が必要以上に多いと感じる分だけ、体重を減らす必要があるのだと思う。体重を落とせば身体を動かすことは、現状よりも随分と楽になるだろうと思われる。そうすれば、仕事を楽にこなせるようになり、仕事量も増やすことができるようになるだろうと思われる。日常の中で仕事量が増えれば、その分、仕事以外の時間を増やすことも期待できる。
鍼灸院にて、施術を受ける。
体調を打ち明けると、施術が始まり、体との会話を鍼灸師にゆだねた。
鍼灸師は、余計な水分が身体に存在しており、そのことによって体内のシステムが悪循環を起こしているのではないだろうかと、僕に告げ、施術は終わった。
帰り道の車内、施術後の程よくぐったりした感覚の中で、肉体のことを夢想していた。
なぜ、人は太るのか?と、なんとなく考えをめぐらせていた。
僕は34歳だが、ある意味では最近になり、ようやくダイエットなんかができるようになったと言えると思う。つい最近までは、朝も夜も、常にやらなくてはいけないことに追われていたような気がする。当たり前のように睡眠時間を削る生活に、いつのまにか慣れていた。もちろん今も、すべき事、達成したい事、足りない事を考えると果てしないのだけれど、そういった勝手に自分が背負っている事に対する接し方が自分の中で少し変わったように思う。今までは何故かこのままでは駄目だ、という意識が僕を一杯に占めており、「頑張る」事しかできなかった。長い間、頑張ってへとへとになっていたように思う。
しかし、無茶をするとその後に影響が出てくる年代になった。30代の年齢で、年をとったというつもりはないが、徹夜作業なんかをすると、逆に生産量が減ることに気がついた。体力的に無茶ができないということになるだろうか。文字通り、年寄りくさい休憩の茶が一服必要になったわけだ。
いつしか無理をすることに慣れ、どこからが無理なのかすら分からない。
長期間、無理をすることに漬かっていると、それが自分の基準になるほど、人間の肉体や脳はあるところでは一方向で可愛らしいものだ。そんなふうに一旦基準になり、バランスが出来上がってしまい、いつしか僕の脳や肉体はオーバーワークによる興奮を常に求めるようになっていたのではないだろうかと思われる。そんなオーバーワークによる興奮が僕のただひとつのご褒美というわけだ。長期間のそんなリズムによって、僕の肉体はご褒美の興奮を得る目的の為に、常に少しずつの負荷を得ていくというシステムを作り上げるというディレクションを定めてしまったのではないだろうか。今よりもほんの少し頑張るために、ほんの少し荷物を増やして背負ってみようと、ほんの少しずつ体重を増やすことをしていたのではないだろうか。山を愛するがゆえに難しいルートを無理に定めて制覇するのとはひと味もふた味も違う、そんなセンスの悪いシステムを我ながらよくも作り上げたものだと失笑する。もしそうならば、システム解除、一掃したいものだ。
本日も自らの肉体には向かい合ってみたものの、晴れの日の日曜、車内にて考えた何の根拠もない無想ごとである。
ご退屈様。
礼
80.6kg/22.7% ひっそりと再開
14 年前
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